仕様と根拠

何を見つけるか

文化庁の「公用文作成の考え方」Ⅰ-3 エは、外来語の長音は長音符号「ー」を使って書くとしています(例 エネルギー・メール)。一方、Ⅰ-5(2)イでは、ダッシュ「―」は文の流れを切る符号、ハイフン「‐」は数字やローマ字による表記の区切りとされ、用途が違います。このツールは、直前が全角のカタカナで、直後もカタカナのダッシュ・ハイフン類を、長音符号の入力ミスや文字化けとして見つけます。

数字・ローマ字のハイフンは残す

片仮名のあとに数字やローマ字が続くハイフン(アパート-101 など)は、Ⅰ-5(2)イの「数字やローマ字による表記の区切り」にあたるため対象にしません。語末にダッシュ類がある場合は、長音の誤りか文の流れを切るダッシュかを文脈で決めるため、既定では知らせるだけにとどめます。

半角の長音符号

半角カナの長音符号(U+FF70)は Unicode の Halfwidth and Fullwidth Forms ブロックの文字で、全角の長音符号(U+30FC)の幅違いです。Ⅰ-6 カは半角カナ等に電子的な情報交換の難しいものがあるとしており、見つけ次第「ー」に置き換えます。

根拠にした仕様・資料

仕様・資料と確認日
仕様・資料確認日使った箇所
文化庁「公用文作成の考え方」(令和 4 年 1 月 7 日)2026年10月29日Ⅰ-3 エ(外来語の長音は原則として長音符号を使う)・Ⅰ-5(2)イ(ダッシュ・ハイフンの用法)・Ⅰ-6 カ(半角カナ等)
Unicode Blocks-18.0.0(2026-07-08)2026年10月29日Katakana 30A0..30FF・Halfwidth and Fullwidth Forms FF00..FFEF
Unicode 18.0 コードチャート Halfwidth and Fullwidth Forms2026年10月29日FF70 は幅だけが違う長音符号(narrow の 30FC)

指摘の段階

入力の扱い(送信しない仕組み)

処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。

このツールでできないこと(制約)

ご利用にあたって

  • 入力した文章はブラウザの中だけで処理し、サーバーへは送信しません。ただし、コピーやダウンロードした結果の扱いにはご注意ください。
  • 直した結果が意図どおりかは、元の文章と見比べて確認してください。慣用で長音符号を使わない語は対象外です。